各学童保育所においては、当初指導員の雇用を各学童が個別に対応してきました。しかし、地域的に児童数の格差が生まれ、トワイライトスクールの開設などの状況の中で、各学童保育所が単独で指導員を雇用することが困難になってきました。
そこで、瑞穂区内では、複数の学童保育所が合同雇用委員会を組織し、指導員を合同で雇用することにより、学童保育所の安定経営を図るとともに、経験豊富な指導員を継続的に雇用し、保育内容の一層の充実を目指すようになりました。
瑞穂区での合同雇用は、2001年4月に瑞穂学童保育所、御剣どろんこクラブ、汐路・陽明学童保育所(当時)の間で発足しました。その後、2004年4月から弥富中根第一・第二学童クラブが、2005年4月から穂波こども広場が加入しました。
さらに、2009年4月には、南区の笠東学童保育所と道徳学童保育の会も加わり、名古屋市で初めて区の枠を越えた合同化をスタートさせました。指導員の合同雇用は、瑞穂区・南区だけでなく、緑区や天白区などでもすすめられています。
2018年4月より名称を「学童保育協力会」に改称し、学童保育・運営のさらなる充実を目指しています。